耐震補強ってどんな工事をするの?
耐震補強について
補強後の数値目標
耐震補強工事の目的は、大地震(震度6強から7)に対する強度が不足していると判定された建物を補強し、「一応倒壊しない」強度を持たせることです。そのためにはまず、上部構造評点が1.0以上となるような耐震設計を専門家が行います。
耐震設計
耐震設計では建物の弱いところはどこか、どこの壁を補強するか、どれだけの金物が必要か、屋根は軽量化するか等、補強方法を具体的に検討します。検討内容をプログラムを用いて計算し、補強の効果を数値で確認します。補強方法が決定したら設計図書や見積もりが作成されます。決めた内容で工事ができるか、予算内に収まるかを専門家との打合せの上、補強工事着工となります。
| 壁の補強 | 地震の力に抵抗できるように筋交いを設置したり、既存の筋交いを金物で補強したり、専用の構造用合板を壁に打ち付けて補強したりします。 |
| 基礎の補強 | 地震による力で壊れないように、鉄筋コンクリートの基礎を補強します。 |
| 屋根の軽量化 | 地震時に受ける力を小さくできるように、瓦などの重い屋根を軽い屋根にします。 |
新しい筋交いと金物
住みながらの補強工事は可能ですが、工事内容によっては仮住まいを検討した方が良い場合もあります。工事中のことについても、設計者や施工者と話し合っておくことが大切です。


